ちぐはぐの言い訳
自サイトを見ていてふと気づいたんです。
……何をやりたいのか全然見えない。
BL小説は美形×平凡とか現代青春メインだし、ゲームは異形頭のファンタジーだし。
小説はコメディがメインのくせに、コラージュはなんか気取ってそう。
明るい作風かと思って油断するとやたら暗い部分もある。
運よくどこか一部にご興味を持っていただいたとしても、全体をご覧になったときに『何やってるんだろうこの人』という印象しかないんじゃないか。
そこでこうなった経緯と言いますか、要は言い訳なんですが、そんなものを書いておこうと思います。
と言いましても、たぶん原因は以下の一文で済んでしまうんですが。
白か黒に割り切るのが苦手
まず小説、とくにWEB小説は、明るいものが求められていると感じます。
読者の方は疲れていらっしゃると思いますし、私自身もそうです。
暗いものを読む体力がない。
なんにも考えないで済んだらどんなにいいか。
だから明るいものを量産できるのが自分の理想ではあるんです。
ただ非常に残念なことに、私が詳しいのは暗い方です。
昔の記事でこわごわほんのちょっと書きましたが、私には青春がなかったもので(ありがたいことに幸福も、現在は主にペット方面で知っています)。
人生経験にないものをねつ造して書くのが創作ではある。ですが、詳しいことをちょっとでも織り交ぜて書いたときは、やはりシズル感というか説得力が違うわけです。
この暗さは世間的にはそんなに要らないんだろうな、と思いつつも、説得力の観点では捨てられません。偽物しか書かないなら、もっと上手な方の偽物にしかなれない。
そんなエゴと世間様の間で毎日死ぬほど疲弊しているので、やはり私には才能がないです。悲しい。
寄せ集め
そんな日々の煩悶を経てなんとか出来上がった小説ですから、愛着があります。できたらそれぞれに合う素敵な表紙が作りたい。
しかし私は絵がうまくありません。お絵かきソフトでシンプルな絵を描くとか、投げ縄はなんとか使える程度です。
最初は手描きで柄デザインの表紙を作っていました。しかしそれでは物語の中身がちっともわかりません。
それで試行錯誤していたんですが、Canvaなどで小さな素材をたくさん組み合わせるのがいいなと気づきました。
オメガバだから鳥の巣を入れる、酔っ払いのお話だから缶ビールを入れる。
これで何のお話かすぐわかります。
それに多要素なら、表紙に盛り込みたい要素を捨てなくて済む。全部採用。優柔不断にはもってこい。
どうやら自分はデザインの中でもコラージュと言う技法が好きなようだと、じわじわっとわかってきたわけです。
ゲームを作ってみた
精神的に余裕がなくなった時期に、非BLの暗いファンタジー短編を書き捨てるようになりました。明るいものに耐えられなかったみたいです。
ですが、BLジャンルの優しく温かい読者文化のお力で読んでいただいているだけの悲しい生き物。そんな暗いものをただ置いておくだけでは見ていただけるはずもありません(読んでくださった方がいらっしゃいましたらありがとうございます)。
ある日ふと思いつきました。ノベルゲームだったらビジュアルもあるし、ハッピーエンドにすれば誰か読んでくださるかもしれない。
思いつくまで忘れかけていましたが、小説を書く前はどこにも公開せずにDTMで音楽を作っていました。ついでに自作音楽も組み合わせたらいいんじゃないかと思ったわけです。
そういうわけでコラージュを使って、ファンタジー短編をベースにしたブロマンスのフリーゲームを二本作りました。
ティラノビルダーは誰でも(こんな人間でも)簡単にゲームが作れるのでありがたかったです。作る過程が意外に楽しく、熱中しました。
ノベルゲームコレクションのおかげで新参者のゲームにも温かいご感想をいただきまして、感謝しています。プレイしてくださった方はありがとうございました。作ってよかった。
このまま支離滅裂な人として進んでいくのか、どこかで一本に整理していくのかもよくわかりません。これからもメインはBL小説だと思います。
もし気に留めてくださる方がいらっしゃったら、そういう行き当たりばったりな人なんだなと思っていただけるとありがたいです。



コメント